火の果ぐらすについて

 

「火の果ぐらす」は芦屋にある小さなガラス工房です

 当工房ではキルン(窯)でガラスの作品を制作しています

 

 

こだわり


 

キルンワークは制作過程も多く、木を育てるようにじっくりと時間をかけて作品づくりをしていきます

 

火の果ぐらすでは果実を実らせるような気持ちでひとつひとつ手間を惜しまず丁寧に制作していくことを大切にしています

 

そうして出来上がったものが手に取る人にとって大切なものになってくれたらという想いで作っています。

 

また、全国的にも数の少ないキルンワーク講座をすることで多くの方に楽しんで作品制作をしていただきたいと考えています。

キルンワーク*イベント・講座・体験


当工房では、普段あまり物作りをしない方でも気軽に参加していただけるような内容の体験から本格的にガラス作品を作りたい方まで幅広く物作りを楽しんでいただけるような内容の講座を開催しています。

 

「季節の体験」では季節感を取り入れた可愛らしいアイテムや器など気軽に参加していただけるような内容を紹介しています。

 

ガラス工芸教室でも全国的に珍しいパート・ド・ヴェールの技法を紹介しています。

 

パート・ド・ヴェールはよく砂糖菓子に例えられ淡い色合いが特徴的ですが、作るものや仕上げの仕方などでシャープなものを作ることもでき同じ技法でも幅広い作品を作ることができます。

赤ちゃんの足型について


誕生してからの赤ちゃんは目まぐるしく成長していきます

生まれたての可愛らしい赤ちゃんのあんよ、そして少し歩き始めた1歳くらいのあんよでは大きさも力強さも全く違います。

 

生まれたての赤ちゃんの愛らしい足型を残すのも素敵ですし、1歳や3歳頃に成長の記念に足型を残すこともオススメです。

 

「火の果ぐらす」の赤ちゃんの足型は赤ちゃんの足跡をそのまんまを残したようなふっくらとした立体感(足型部分は凹んでいます)そして指紋までくっきりと残すことができます。

     

文字のロゴや位置などお客様それぞれのご希望をお伺いしながらひとつひとつ丁寧に制作しています。


キルンワークとは


ガラス工芸は大きくわけてステンドグラス・吹きガラス・バーナーワーク・キルンワークなどのジャンルに分かれています

 

キルンとは英語で「窯」という意味です。キルンワークとは「窯」を使って制作した作品を言います

キルンワークと一言でいってもキャスト(鋳造)、パート・ド・ヴェール、フュージング、スランピング、エナメル絵付けなど数多くの技法があります

 

キャストやパート・ド・ヴェールは粘土や蝋で原形を作ってそれを元に石膏型を取ります。出来上がった型に塊のガラスや粉状のガラスを詰めて窯に入れ800℃〜900℃でガラスを溶かして鋳込みます。窯から出てきたら型を割って中のガラスを取り出して加工をして出来上がります

 

フュージングはガラスとガラスを溶かしてくっつける技法です。温度やkeep時間によって表情が変わります。

 

スランピングは電気炉の熱を使って作りたい形の石膏型に沿うようにガラスを曲げてお皿などを作ることができます。

 

エナメル絵付けはガラスの顔料をメディウムで溶いてガラスの器に絵付けして窯で焼き付けをします

 

どれも奥が深くそれぞれの作家が独自の方法で制作しているので幅広い表現を楽しむことができます。

 

プロフィール/profile


 

北川 礼子/leico Kitagawa

 

 

大学卒業後

富山ガラス研究所(研究科)

卯辰山工芸工房(ガラス工房)

倉敷芸術科学大学(ガラスコース/制作補助員)

大阪市立クラフトパーク(キルンワーク/非常勤講師)

「火の果ぐらす」設立

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